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吉野山花見2020|いつからいつまで?満開時期や混雑回避/

こんにちは!
奈良の桜の名所といえば、吉野が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか?

吉野山は、奈良県のほぼ中央部に位置する南北に約6キロにわたる山岳地帯で、約3万本の桜の木が山をピンクに染め上げます。

幻想的なピンク色の景色に包まれる吉野山の桜の満開時期、混雑を回避する方法、駐車場の情報をまとめました。

美しい桜をたっぷり満喫できるように、参考にしてくださいね。

吉野山花見 見頃はいつ?

吉野山は4つの花見スポットがある

吉野山は、吉野山の入り口にあたる「下千本」から標高順に、「中千本」「上千本」「奥千本」と分かれています。

3月下旬ごろより、下船本エリアから咲き始め、中千本、上千本、奥千本と順に開花していきます。
満開時期が少しずつずれているので、吉野山では約1か月間お花見が楽しめます。

満開の時期に合わせて、例年、3月下旬~4月下旬に夜桜ライトアップ(18:00~20:00)が行われ、昼間とは違った妖艶な桜を鑑賞できます。
(2020年の夜桜ライトアップは、2020年3月28日(土)~4月26日(日)です)

「下千本」の見どころと満開時期

標高約230m~250mに位置する下千本は、世界遺産に認定されている金峯山寺蔵王堂と満開の四本桜、眼下に千本桜の絶景がひろがる下千本展望所など、吉野山きっての花見スポットがあります。

下千本の夜桜のライトアップは、思わず写真に撮りたい幻想的な美しさです。2020年の開花予想は3月末、満開予想は4月5日です。

(記事の開花・満開予想は2020年3月1日現在)

中千本の見どころと満開時期

吉野山の中腹、標高約350m~370mにある中千本。
最上部にある吉水神社は世界遺産に認定されていて、神社から見える「一目千本」と呼ばれる絶景が見事!

上千本と中千本のさくらが一望でき、吉野山の桜を代表する絶景スポットの1つです。

中千本の開花予想は3月末、満開予想は4月5日です。

上千本の見どころと満開時期


引用元
標高約370m~600mに位置する上千本は、急な坂道が多いですが、その分眺望が抜群で、吉野山の桜が一望できます。

上千本の桜が一望できる花矢倉展望台は、下千本より徒歩約1時間かかりますが、ハイキングがてら散策するのもいいですね。

満開の時期は日中に車の乗り入れができないので、車で花見に行きたい場合は、早朝に行くことをおすすめします。

開花予想は4月初め、満開予想は4月6日です。

奥千本のみどころと満開時期

吉野山の花見エリアの中で最も奥にある、標高約650m~700mに位置する奥千本。
世界遺産に認定されている水分神社のすぐそば、高木山展望台からは、吉野山の桜が見下ろせます。

鎌倉時代の歌人・西行法師が住んでいたとされる西行庵そばに咲く、数十本の山桜もぜひ!

開花予想は4月8日、満開予想は4月12日です。

 

吉野山の桜の開花情報は、こちらから確認できます。

吉野山花見の混雑回避

満開時期の混雑具合は?


平日でも、4月に入って満開の時期になると、かなりの人が訪れているようです。
休日になると、花見客以外に山登り客も多く訪れるので、混雑はさらに増します。

車の乗り入れ禁止エリアも設定され、駐車場も行列ができています。

混雑を避けて花見をするには?

https://twitter.com/News_Yoshino/status/1118002039861104640
混雑回避を考えるなら、

①平日を選ぶ
②早朝5~6時の早朝(車の乗り入れ可)
③16時以降に散策する(土日祝は特に)

①~③の方法がおすすめです。

また、3下千本エリアの桜が咲き始める3月下旬、満開時期を過ぎた4月中旬以降も花見客は比較的少なめです。

コロナウイルスによりシャトルバス運行中止

駐車場と花見会場のシャトルバスの運行中止となったようですが、その代わりに下千本駐車場に直接乗り込みが可能とのことです。

吉野町公式サイトからも、シャトルバス運行中止案内が発表されています。

 

空いている駐車場は?

引用元)

吉野山には、通年利用できる駐車場と観桜期のみ営業する臨時駐車場があります。
こちらに詳細情報が掲載されています。
吉野山観光協会 駐車場のご案内

いずれも平日の早い時間は空いていますが、週末は早々に満車になることがほとんどです。マイカー通行規制も実施されるので、駐車場へのルートを事前確認しておくと安心ですね。

普段、無料で利用できる駐車場も、観桜期は有料になります。
例年3月下旬から5月のGWあたりまでが観桜期とされています。

それでは、2019年の情報を参考に、駐車場ごとの空き具合と料金をご紹介します。

吉野山観光駐車場(下千本駐車場)

https://twitter.com/News_Yoshino/status/1200927874284343297
金峯山寺まで徒歩約16分の所にあり、通年利用できる駐車場です。
約400台収容可能で、観桜期は予約制かつ有料(乗用車1台1500円)です。
大型バス専用となる日も設定されているので、早めの予約がベターです。

如意輪寺駐車場


中千本エリア、如意輪寺のふもとにある駐車場で、桜井吉野線沿いにあります。
約200台収容可能で、トイレも完備されています。
観桜期の駐車料金は1日1500円です。
マイカー入山規制区間なので、利用の場合は注意が必要です。

郊外駐車場


近鉄吉野線吉野神宮駅前と、吉野神宮駅より車で約5分のところの計2か所に、観桜期の土日のみ郊外臨時駐車場がオープンします。
駐車料金は1台1500円です。

早々に満車になる日も多いので、早めに行くことをおすすめします。

奥千本駐車場


奥千本にある金峯神社付近に、無料で利用できる駐車場が15台分あります。
観桜期は、マイカー通行規制や歩行者天国設定により、う回路を通らねばならない日や奥千本まで車で行けない日もあるので、利用を考えるときはルートを調べておきましょう。

バイパス沿い、中千本、上千本エリア

https://twitter.com/ijnomas/status/854176374025633792
観桜期のみ利用できる駐車場が、バイパス沿いや中千本、上千本エリアに点在しています。
あまり大きな駐車場はなく、料金は1台1500円です。

マイカー通行規制となることも多いので、利用を考える際は通行できるか事前に確認
してくださいね。
各お寺や神社、店舗など無料で利用できる駐車場もありますが、早々に満車になる可能性が高いです。

花見同様、早朝や夕方は駐車場も空いています。

 

さいごに…

いかがでしたか?
奈良の春を代表する絶景に出会える、吉野山の花見。
満開を迎えると、美しい桜を一目見ようと
訪れるたくさんの観光客で毎年にぎわって
います。

ゆっくりと桜を鑑賞したい方のために、
混雑回避のポイントと駐車場の情報を
お届けしました。
花見の参考にしてくださいね。

 

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