-こんにちは!
平城宮跡は、奈良の遠足の定番スポットであり、人気観光地でもありますね。
今回は、平城京の歴史を学べる施設や奈良土産が買えるショップ、オシャレなレストランなど、平城宮跡歴史公園でおすすめのスポットをまとめました!
Contents
平城宮跡歴史公園って?
奈良は、約1300年前の710年に「平城京」という都が置かれ、天平文化が栄えた地として知られています。当の長男をモデルにした平城京は、南北4.8㎞、東西約4.3㎞という広大な都で、平城宮はその中核を担っていました。
平城宮跡歴史公園は、平城京があった時代などの遺構や歴史を伝えるために整備されている国営公園です。
平城宮跡歴史公園のおすすめスポット①「朱雀門広場」
平城宮跡のスケールが体感できる「朱雀門・朱雀大路」
平城京の入口・羅生門をくぐると、幅約75mもある朱雀大路が北へまっすぐ伸びていました。その4キロ先に建っていたのが平城宮の入口・朱雀門です。
現在の朱雀門は1998(平成10)年に復元されたもので、朱雀大路の広さと門の大きさを体感できます。
2018年3月、公園全体開園に先駆けて、朱雀大路を中心に「朱雀門ひろば」が一部開園しました。
平城京の歴史が学べる「平城宮いざない館」
https://twitter.com/ishikawarose/status/1032887223023067137
朱雀大路の東に位置する「平城京いざない館」は、平城宮跡の歴史が学べる施設です。
平城宮全域の復元模型や出土品の展示、瓦葺きや木簡書簡作り体験コーナーなど、大人も子供も楽しく学べる展示が揃っています。館内にはガイドボランティアの方がいて、館内のガイドをしてくれます。
平城京いざない館の詳細
開館時間 10:00~18:00(入館は17:30まで) 夏期 6月~9月10:00~18:30(入館は18:00まで)
休館日 2月・4月・7月・11月の第2月曜日(祝日の場合は翌日) 12/29~1/1
入場料 無料
奈良グルメ&美しい景色に出会える「観光交流施設」
朱雀大路の西側にあるのは、天平うまし館・天平みつき館・天平みはらし館・天平つどい館・交通ターミナルで構成される観光交流施設です。無料で入館できる施設ですので(レストラン・カフェ除く)、観光ついでに立ち寄ってみませんか?
復元遣唐使船は、平城京や遣唐使船に関するクイズもあり、大人も子どもも楽しめます。
各施設のご紹介
天平うまし館 奈良県産の食材を使ったレストラン・カフェ・復元遣唐使船
天平みつき館 奈良の特産品販売・観光情報案内天平みはらし館 VRシアター・平城宮跡が一望できる展望デッキ・レンタサイクル貸し出し天平つどい館 団体客用集合スペース
交通ターミナル 有料駐車場あり(大型バス20台・乗用車42台・障害者用3台) 乗用車 200円/h、大型バス 2000円/回
平城宮跡歴史公園のおすすめスポット②「第一次大極殿院」
圧巻の大きさ!第一次大極殿
平城宮跡北部に位置する第一次大極殿は、正面約344m、側面約20m、地面より高さ約27mという当時としては非常に大きな建物です。屋根瓦約9万7000枚も使った平城宮最大の宮殿で、天皇即位などの国家儀式に使われていました。
遷都1300年にあたる2010年に復元されました。
第一次大極殿の詳細
開館時間 9:00~16:30(入場は16:00まで)
休館日 月曜日(月曜が祝日の場合はその翌日) 年末年始(12月29日~1月3日)
入場料 無料
現在復元中「第一次大極殿院 南門」
2019年より復元工事が行われている第一次大極殿南門。
復元されていく様子を見学できる「南門復原工事見学デッキ」が設置されていて、普段なかなか見られない復元の過程を間近に見られます。
第一次大極殿院 南門 の詳細
見学時間 10:00~12:00 13:00~17:00(工事時間のみ見学可能)
定休日 休工日(土日祝日が主) 年末年始(12月29日~1月1日まで)
入館料 無料
第一次大極殿院の資料展示「復元事業情報館」
復原事業情報館ができていました!
平城宮跡はまだ進化しているのですね。 pic.twitter.com/3fFu7x1IzW— 真須田ともこ (@tomo08415) April 30, 2019
第一次大極殿院の復元事業について、CG映像や資料展示などを使って紹介しています。
本物の資材の展示もあり、復元作業の技術や知識を間近で体験できます。
復元事業情報館 の詳細
開館時間 10:00~18:00(入館は17:30まで) 夏季(6~9月)10:00~18:30(入館は18:00まで)
休館日 2月・4月・7月・11月の第2月曜日(祝日の場合はその翌日) 年末年始(12月29日~1月1日)
入館料 無料
平城宮跡歴史公園のおすすめスポット③「第二次大極殿・東院庭園」
若草山や生駒山が見渡せる広大な第二次大極殿跡
【奈良県景観資産のご紹介】
「若草山、生駒山が眺望できる平城宮第二次大極殿跡」朝日によって鮮やかに照らし出された平城宮跡一帯や周囲の山々への眺めは本当に素晴らしいよ!少し早起きが必要だけど、一見の価値あり(^o^)
詳細は https://t.co/FPYspoQgQL #奈良県景観資産 #奈良市 #平城宮跡 pic.twitter.com/8T9GqXPmDX— せんとくんのつぶやき【奈良県公式】 (@narakencyou) January 4, 2019
天平17(745)年から約40年間使われた大極殿跡は、基壇や柱跡が復元されていて、当時の建物の大きさを想像することができます。
基壇の上は、生駒山や若草山が一望できる絶景スポットです。
お正月は大空に凧が舞う!
1300年前の都跡は、お正月の凧揚げ日和、いっぱいあがってました。
やっぱり平城宮跡は最高。 pic.twitter.com/oT2hO05a4N
— akane_japanesetea (@AJapanesetea) January 2, 2020
大極殿跡横の草原は、電柱など遮るものがないので、お正月になると凧あげをする地元住民でにぎわっています。
ちょっとしたボール遊びやバドミントンもできるので、休日は家族連れがピクニックに訪れています。
奈良時代の貴重な遺構「東院庭園」
東院庭園。
3枚目の右側の石は当時の石らしい。
素敵なお庭です( ˙꒳˙ 三/ ˙꒳˙)/ pic.twitter.com/u7q3F8NcRe— 粟生あきら (@AkiRa0ES) June 29, 2018
764年に即位した称徳天皇によって建てられた東院庭園は、宴会や儀式が催されていた場所で、当時は「東院」と呼ばれていたそうです。
日本古代の都城宮殿地区にはない東の張出し部を持つ造りで、1967年に遺跡が発見され、平成19(1998)年に復元されました。
東院庭園 の詳細
開園時間 9:00~16:30 (入園は16:00まで)
休園日 月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)、年末年始
入園料 無料
平城宮跡歴史公園へのアクセス&駐車場情報
住所 〒630-8012 奈良県奈良市二条大路南三丁目5番1号(平城宮跡管理センター)
TEL 0742-36-8780
アクセス方法
電車
近鉄奈良線大和西大寺駅より徒歩約20分
バス
近鉄奈良駅・JR奈良駅西口から
①路線バス学園前駅行きにて「朱雀門ひろば前」下車すぐ
②ぐるっとバス 朱雀門ひろばターミナル着
(土日祝日は15分間隔、平日は30分間隔にて運行、運賃100円)
平城宮跡歴史公園の駐車場
朱雀大路を挟んで平城京いざない館に対面するのは観光案内や物販、レストラン、大型駐車場やバス停が整備され、いざない館とあわせて『朱雀門ひろば』として、拠点整備がされています。水に浮かぶ遣唐使船がライトアップされ、かなり金がかかった施設になっています。 pic.twitter.com/LM9fZtAiFu
— けんたろう (@ken_ta_rou) November 15, 2018
平城宮跡歴史公園には、「朱雀門ひろば」の交通ターミナル、平城宮跡資料館、遺構展示館駐車場、東院庭園駐車場と4か所の駐車場があります。
それぞれ料金や駐車可能台数が異なりますので、利用される際は事前に確認してくださいね。
交通ターミナル駐車場 | 平城宮跡資料館駐車場 | 遺構展示館駐車場 | 東院庭園駐車場 | |
駐車料金 | 乗用車 200円/h 大型バス 2,000円/回 |
無料 | 無料 | 無料 |
台数 | 大型バス20台 乗用車42台 障害者用3台 |
乗用車20台 大型バス駐車可能 |
乗用車100台 大型バス7台 |
乗用車32台 大型バス2台 |
利用時間 | 8:00~23:00 大型バス9:00~18:00 |
9:00~17:00 | 9:00~17:00 | 9:00~17:00 |
さいごに…
いかがでしたか?
観光施設が整備され、無料で入館できる資料館も充実している「平城宮跡歴史公園」。
奈良時代の壮大さを感じられる施設や遺構、奈良グルメが味わえるレストランなど、奈良の魅力が詰まったスポットです。
カメラ片手に散策するのもおすすめです。
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